2020年4月5日
「平和の王を迎える」
ルカ 19章28〜40節 受難週に入る大切な礼拝を今朝も教会の皆さまとご一緒に守ることができて感謝でした。 創世記の連講は小休止して、受難週の聖言に心を傾けました。今朝はちょうど棕櫚の聖日ですからそれに合わせてルカの福音書からイエスさまのお姿を仰がせて頂きました。季節は春、...
2020年3月28日
「神の祝福、人の祝宴」[創世記連講41]
聖書 創世記29章14〜30節 私たちは年度末の忙しさの只中におり、またまもなく新年度を迎えようとしています。期待と不安の割合は人それぞれですが、緊張感を抱きながら日々を歩んでいます。加えて昨今のウイルスの報道などで普段に増してストレスがのしかかっているのではないかと案じて...
2020年3月21日
「井戸を塞ぐ大石を転がす」[創世記連講40]
聖書 創世記29章1〜14節 私たちは受難節の中を歩んでおります。主イエスの受難、十字架、そしてよみがえりに思いを寄せつつ、イースターを待ち望む大切な時節です。昨今の騒動のために教会の営みがある程度制限されていますが、何とかイースターにはいつも通りに祝いたいと願っております...
2020年3月15日
「天の門、ベテル」[創世記連講39]
聖書 創世記28章10〜22節 ヤコブの生涯の中でもドラマチックな場面の一つです。神さまとの出会い、と言えます。 逃げるようにして実家を旅立ったヤコブ、確かにその行き着く先には祝福があると約束を頂いて出発しましたが、何せひとり旅です。しかもこの先の事柄が不透明、出口の見えな...
2020年3月8日
「祝福は次の次元へ」[創世記連講38]
聖書 創世記27:41〜28:9 今朝はいよいよヤコブの旅立ちの場面を御読みしました。 ヤコブはかつて兄から「長子の権利」を買い取り(この取引が有効かどうかは?ですが)、そしてさらにエサウに化けて祝福を全て引き継いで、あとは「時が満ちる」のを待つばかりであったはずなのです。...
2020年3月1日
「祝福された野の香り」[創世記連講37]
聖書 創世記27章26〜38節 今朝からしばらく「差し迫っている危機のゆえに」(1コリント7:26)礼拝へのご参列を控えなさる方々が少なからずおられるので、ここに礼拝メッセージをいつもより詳しく書き記すことと致します。お断りですが、ここに記される「メッセージ」はあくまで金沢...
2020年2月23日
「おいしい料理を作る」[創世記連講36]
聖書 創世記27章1〜25節 今朝は再び(25章からの続きで)エサウとヤコブのエピソードに戻りました。ただ、昨年あまり深く触れなかった25章23節の預言の文言について、ちょっと思うところがありまして。 取り敢えず引用しますと、 「二つの国があなたの胎内にあり、...
2020年2月16日
「レホボテ〜広いところ」[創世記連講35]
聖書 創世記26:17〜33 先週に続けてイサクの生涯です。 ところで注解書や講解書を参考にしていて気づいたことがあります。創世記26章がよくスルーされているんです!アレテイアの黙想でもこの章がとんでましたし、遠藤喜信先生の創世記の講解集でも...
2020年2月9日
「井戸を掘り、名を付け〜百倍の祝福」[創世記連講34]
聖書 創世記26:1〜18 お久しぶりです、創世記!! ほぼ一年ぶりになります。ヘブル書の学びは旧約聖書とのリンクも深く、モーセ五書からの引用も数多くありました。何となく古巣に戻ってくるような懐かしさを感じながら連講の再開です。...
2020年2月2日
「永遠に変わらない救い主」[ヘブル書連講34]
聖書 ヘブル書13章8〜13節 昨年の三月から初めておよそ一年、ヘブル書を連続して学んできました。先週で一通り最後まで学びは終わりましたが、今朝は新しい方々をお迎えしての礼拝でもありましたから、最後にまとめの意味も込めて13章8節からお話をしました。...