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『至聖所(上・中・下)』を紹介します


Andrew Murray, The Holiest of All, (Christian Alliance Publishing, 1894)、翻訳本が『至聖所(上・中・下)』(バックストン記念霊交会、1959〜61)。多分再販されていないと思います。英語の方は今でも再販を繰り返しています。


それでこれ、実はアンドリュー・マーレーによるヘブル書の連続講解なんです。親父の書斎からくすねてきました(笑)


ヘブル書の連講を始めた頃、この本が屋根裏の箱の中にしまってあることをすっかり忘れてました。数日前他の用があって箱をいくつか開けたところ再発見!


彼は南アフリカで教会に仕えた牧師として知られていますが、実は大学はスコットランドはアバディーン大学マーシャル・カレッジの卒業だそうです(修士まで)。私との接点有り!まあ1845年卒ですから150年以上の隔たりはありますけどね。アンドリュー・マーレーは初代総理も好んで読んでいたそうですから、彼のヘブル書連講にも少なからずの影響を及ぼしているかも、です。実際親父の書斎からくすねた英語版の表表紙にはO・ガントレット氏のサインが記されていますから、もしかするとこの本はもともと初代総理の本棚に並んでいたのかも。


すみません。本の内容はほとんど紹介しないで終わってしまいそうですね。大江邦治師はバクストンの著作を多く和訳してくださった先生ですが、何分100年前の識者が記す文章ですから格調がある分、すらすらとは読めないかも。むしろ英語の方が解りやすいかもしれません。いずれにしてもじっくり読んで思い巡らせる種類の本です。

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