「内村鑑三 その聖書読解と危機の時代」を読破
- immkanazawa

- 2019年6月12日
- 読了時間: 2分

金沢市立図書館は偉大だ!!
新着案内に何と内村鑑三に関する新刊書が入ってました。いったいどんな公立図書館がこんな専門書を?気付いたら借りてましたよ。
正直、内村鑑三は日本史の登場人物程度にしか知りません。「無教会派」だということと、あとは「不敬事件」。その程度です。小学校の時に確か子ども向けの伝記を読んだ記憶があるくらいでしょうか。ですから本当はこんな固い専門書に噛み付く前に、入門的なものをいくつか勉強して、内村先生自身の代表的な書き物に目を通すのが礼儀なのでしょう。ただ、関根清三先生が自ら、内村先生の聖書釈義と戦争論、それから災害との関連を解説してくださる、というのでつい興味本位で読んでしまいました。
それで、読後感。やっぱりちゃんと基本から読まないとだめだなぁ。それでもいくつか印象に残ったことを紹介します。第一に内村先生は思いの外聖書の学徒だったのだな、という新鮮な感動。よく聖書学に精通していて、そのような理解に基づいて活動を展開していたそう。「聖書之研究」なる月刊誌を生涯発行し続け(最終357号)、同時に毎週日曜日には聖書講義を開催し続ける。著者の関根清三先生も日本を代表する旧約聖書の大家でいらっしゃるんです(残念ながらお会いする特権に与っておりませんが)。それで、何故あの関根先生が内村鑑三の研究書を?と不思議に思っていたのですが、一人の釈義家から先代の釈義家への篤い視線なのかな、と想像した次第です。
そしてその視線の篤いこと、篤いこと。関根先生の内村先生に対する敬愛の深さが伝わる一書でした。無論本書は内村氏の聖書釈義を一翼に、もう一方の翼に内村氏の世に対する(特に日本に対する)洞察を広げて展開します。聖書研究と内村研究の両分野に深く精通している頭脳にしか著し得ない一書です。ぼくのような素人が読んでも容易に想像できる場面がいくつもありました。
「きっと関根先生、本当はもっと詳細にわたって筆を走らせたかったのだろうな」と。
ただ本書は脚注も充実しているので、自分なりに深掘りをする材料が多く散りばめられています。「おい、もう少し野心的に内村鑑三を学んでみないか。」そう関根先生に奨励されているように感じました。
最後に、内村先生には「先生、その膨大な知性と深い洞察を日本の教会の中で放ってくださっていたら、あるいは日本の教会はもう少し。。。」いけません。歴史に関わる「たられば」は無意味でしたね。










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