「主イエスから目を離さない」[年頭礼拝]
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
今年も皆さま方の上に祝福が豊かでありますように。
さて、私たちは例年の如く、1日の午後に元旦礼拝を御献げ致しました。
年頭の聖餐式も守ることが許されました。今年の金沢教会は70周年を記念する大事な節目に差し掛かっています。そのようなタイミングで私たちの教会に与えられた聖言が、ヘブル書12章2節。「信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい」です。
主イエスのことを聖書の他の箇所ではアルファでありオメガであられる方、と言い表しています。これは日本語で言えば「あ」であり「ん」であられるお方。つまり事の初めから終わりまでのすべて。私たちの信仰に関して私たちが導きや知恵を必要とするとき、迷う時、試みられるとき、私たちにはそのすべてをご存知の方が示されている、ということに他なりません。
私たちがこれまでの歩みを振り返るとき、その足跡の中に主イエスを見出すことが肝要です。私たちが現実と向き合う時、主のご同行を確認することが大切です。将来を展望するときに、幻やヴィジョンを与えられることは確かに幸いですが、私たちが目を離してはならないのは、主イエスです。ペテロはガリラヤ湖上でその点を踏み誤ってしまいました。それでも主は躊躇なくペテロにまず助けの御手を差し出しておられます。そのようなしゅから私たちは今年、そしてこの先許されます歩みの限り、目を離さないで進みましょう。
1日の始まりから終わりまで、この一週間のの始まりから終わりまで、そしてこの年の全てについて、私たちは信仰の創始者であり完成者である主イエスから目を逸らさずに進みましょう。