「今日、御声を聞く」[ヘブル書連講07]
聖書:ヘブル書3章7〜19節
今週は3章の後半に学びを進めることができました。
今回の旧約引用は詩篇95篇。「今日、もし御声を聞くなら」からの段落。心を柔らかくして聞き従うことへの招きが全体を貫くメッセージになっていました。ちょっと興味深かったのはオリジナルの詩篇では「メリバでのように // 荒野のマサでの日のように」と二つの地名が特定されているところ、ヘブル書の引用では「荒野での試みの日に//神に逆らったときのように」となっていて、地名の意味がそのまま直訳的に記されているところ。多分ヘブル語原文ではなく、LXXからの引用だったのだろうと言われています。そのおかげでヘブル書の読者はますます「安息に入れない」から、この場面の背景をカデシュ・バルネアに絞ってメッセージに集中できる、という塩梅。
元号が改まって最初の礼拝なのですが、「昨日も今日も、とこしえに変わることのない」イエス・キリストに倣っていつもと変わらないスケジュールで礼拝を御献げしました。次週は春の特集。特に午後は2時からイ・ユンファさんをお招きしてのゴスペル・ウィーク!是非お出かけください。